
Every life has a voice. Every step matters.
すべての命には声があり、その一歩一歩に意味があります。
小さなあしあと物語は、
二頭の保護っことの暮らしから始まりました。

わが家に迎えた、ほたるとすばる。

その存在が、私の価値観を大きく変えてくれました。
ある日、犬のプロの方に
「保護っこなのに、ひねていないね」
と言われたことがあります。
悪意のない、むしろ好意的な言葉だったのだと思います。
けれどその一言は、私の胸に、強く残りました。
――保護っこは、ひねている存在。
そんな前提が、知らず知らずのうちに
当たり前として受け入れられていることに、
深い違和感と、悲しさを覚えたのです。
それから、保護っこのことが気になって仕方がなくなりました。
「この子たちは、どんな想いを抱えているのだろう」
「本当は、何を伝えたいのだろう」
その答えを探すように、
私はアニマルコミュニケーションを学びはじめました。

そこにあったのは、
懸命に生き、懸命に人と向き合おうとする命たちでした。
保護っこにも、確かな想いがあり、意思があり、選択があります。
They are not broken — they are waiting to be understood.
壊れているのではなく、理解されるのを待っているだけ。
保護っこと関わる中で、
私の中に、ひとつの確信が生まれました。
それは、
痛みを知っている子ほど、人との関係を大切にする
ということ。
決してひねているのではなく、
ただ、傷ついた経験があるだけ。
それでもなお、人を信じようとする姿が、そこにありました。

しかし現実には、
保護っこに対する知識や理解は、まだ十分とは言えません。
その不足が、誤解を生み、
多くの可能性を閉ざしてしまっています。
Knowledge opens doors. Understanding creates chances.
知ることが扉をひらき、理解がチャンスを生みます。
だからこそ私は、
**保護っこたちが社会とつながるための「最初の一歩」**を
届けたいと願うようになりました。
守るだけではなく、
知ってもらうこと。
学び、体験し、感じてもらうこと。
小さなあしあとかもしれません。
けれど、その一歩一歩が重なれば、
やがて大きな物語になる。
From small steps, a kinder future begins.
小さな一歩から、やさしい未来がはじまります。
その想いを胸に、
小さなあしあと物語は歩み続けます。
